決まり事の訳
そば屋の決め事!?
というか、釜の掃除後必ずする事
げんかつぎ?・・・
おまじない?
そんな事を言われた記憶があったのですが
やはりちゃんとした意味がありました。
釜周りの全てを綺麗に掃除した後
釜の中はもちろん、シンクの中
釜蓋の上にドンブリを置きその中にも
満々と水をたたえるのです。
水商売なので、そうすると聞いてましたが
確かに一理ありそうですが、
昔、薪で火を扱っていた事に
端を発しているようです。
もしもの時の、消火の為だったようです。
それと、道具(桶、笊)だけでも守るために
水の入った釜の中に投げ入れたのだそうです。
納得です。
江戸時代そうだったようですが
代々伝えられ、今もその名残りが形としてある事が
面白いと思いました。
奇しくも9月1日は防災の日
火の元は毎度しっかり気をつけてますが
引き続き、気を引き締めていきたいと思います。
それにしても、ずっと気になっていた事が
ちゃんとした意味が分かって
すっきりしました\(^-^)/