あの日から
ご近所でお世話になっている床屋さん。。
このお盆休みを利用して、被災地に行かれたのだそうです。
5ヶ月経った被災地は・・・
テレビで見るのと、実際現地に足を運んで自分の目で見るのとでは
全く違ったとのことでした。
言葉に出来ないほど悲惨で
足を踏み入れることに躊躇してしまうのだとか
また、霊的な感覚にとらわれそうになる とも
瓦礫はまだまだ手付かずで、そのままの姿で残っているところ
全壊している建物のすぐ隣の家は全然なんともなかったり
潮の痕が建物にくっきりと残っていたり
もうぐちゃぐちゃだったそうです。
行かなきゃよかったかなぁ~
そんな事も言ってらっしゃいました。
私たちの想像を絶する、その場に行かないと分かり得ない
凄惨な光景が広がっているんです。
その方は私たちに
実際行って見ておいた方がいいよ
としきりに言ってました。
段々、世間的に薄れかけている?
テレビでも報道しなくなってきている?
自分たちも・・・?
普段通りの生活が出来ているものだから
少しずつあの日の出来事を考える回数が減ってきている・・
確かに減ってきているんですよ
人の痛みは 経験しないと分からない
自分の経験の範囲内でしか物事を考えられないから
痛みを感じているようで、そうではない
と
話を聞かせて頂いてしみじみと感じました。
自分たちに出来ることがあれば、小さな 些細な どんなことでもしていこう!!
自分たちが繋がらなくては。。。
小さなことでも、些細なことでも日本人ひとりひとりが手を取り力を合わせれば
すごく大きな力になるんですものね。
何年も何年も忘れずに
今回のこの惨事を絶対忘れてはいけない
人と人との繋がりの大切さも忘れてはいけない
切にそう思いました。