定番ですが、効果覿面!でも・・
出前のそば屋で即効性のある対策として割引券があります。
実は13年前の独立開店当初は、これによる顧客獲得が多かったと思います。
(もちろん、それだけではないのですが・・)
なにせ、そば屋が割引券なんていうのは、組合でやっている年に一回のイベント以外、
ほぼ皆無でしたから・・
開店当時は、それによるバッシングも多かったなあ 笑
今では比較的どの業種でもポイントカードとか、割引券やってますが、
割引券っていうのは使い方を間違えると利益を減らすだけで
長期に渡って続けると結構辛いものもあります ^^;
出前で即効性があるやり方で利益を圧迫しないためには、
最初から、割引券の分を考慮した値段設定にすることです。
例えば、もりそばを450円で販売しようとするならば、
最初から500円という設定にして、毎回 50円分の割引券をつけるんです。
もりそばだけではなく全商品 50円高く設定します。
出前で配達する度に、ご注文個数分の50円割引券を付けます。
5個ご注文いただくと、250円分の割引券。
そば屋の出前だと、回転率を上げるために、有効期限は1ヶ月以内が良いかなと。
こうすると、利益を圧迫せずに、リピート率もあがり、新規顧客数も増えます。
これに加えて、ニュースレターなどで、お客様により親近感を抱いていただくと、
ある程度、中長期的な常連様へとなっていただく確率がかなり上がります。
何をやるにも言えることですが、ある程度即効性があるものでも、
長い目で見ていかないとダメです
利益追求だけではなく、ニュースレターで、お得な情報を流したり
(例えば、真新しい商品を期間限定価格でとか)
お店独自のイベントなんかも、とても良いです。
そば屋の出前は以前に比べかなり減りましたが、
出前がダメなのではなく、そのやり方がバブル期くらいまでとは違っていて、
決して需要がないわけでも、儲からないわけでもありません。
お店売りで苦戦されているそば屋さんも多いと思いますが、
また以前のように、出前をやってみられると良いかなと思います。
でも、昔と同じことやっていたらダメなんですけど・・ ^^;