そば屋の通し言葉(業界用語??)
最近はめっきりと使う店が少なくなってきている通し言葉。
通し言葉というのは、スタッフ同士でわかる共通の業界用語とでも言うんでしょうか 笑
ちなみに富泉では現在も使うことあります。
(まあお店はないのでお客様に聞かれることはないですが・・)
一般的な通し言葉を紹介します。
1.【たぬき、つき3杯きつね】
たぬきがついて3杯きつねです。
つまり、たぬきが一杯、きつねが2杯という意味です。
“つき”というのは左側に来る言葉が一杯であることを意味しています。
2.【たぬき、まじり6杯きつね】
たぬきが2杯、きつねが4杯という意味です。
“まじり”というのは左側に来る言葉が二杯であることを意味しています。
3.【うどんそば6杯たぬき】
うどん、そば、それぞれ三杯づつという意味です。
4.【そば勝ち21杯たぬき】
そばが11杯、うどんが10杯という意味です。
そばが一杯勝っていると、いう意味です。
5.【土用・寒(どようかん)4杯たぬき】
たぬきが2杯、冷やしたぬきが2杯という意味です。
土用は温かいもので、寒は冷たいものを意味しています。
6.【さくら】
さくらを使う例ですと、【もり一枚さくらで】っという感じです。
さくら=少なくという意味で使います。
7.【きん】
きんを使う例ですと、【もり一枚きんで】っという感じです。
きん=大盛りという意味で使います。