石臼挽き宇治抹茶そば
昨日の記事では写真のみでしたが、
ちょっとだけ解説。
原材料は、そば粉(更科)、小麦粉、石臼挽き宇治抹茶、食塩です。
食塩はグルテンの形成にどうしても外せませんでした。
食塩を省けなかった理由は基本が更科蕎麦ということと、
乾麺ということ。
そして、抹茶をふんだんに使用していること、
限界まで更科粉の配合率を高めたからです。
生そばでを作る水分でも繋がりにくいので、
今回のように自然乾燥させる乾麺には
どうしても必要になってきます。
もちろん、ほんの数バーセントの使用なので、
味への影響はまず皆無といってよいでしょう。
(というか一般の乾麺のほとんどは食塩を使用していますね)
そして、抹茶そばを作るにあたり、添加物は使用しませんでした。
(クチナシ色素等は一切使っておりません)
ですので、時間をかけて自然乾燥させる昔ながらの
乾麺の製造方法では色落ちはもちろん、
風味も落ちてしまうのですが、
可能な限りふんだんに宇治抹茶を使用しました。
生そばで練りこんだものに比べると
正直に風味は落ちますが乾麺の茶そばとしては
本当に素晴らしい出来です。
風味について正確な表現をするならば、
風味抜群の宇治抹茶そばをどうぞ。というより、
宇治抹茶の風味を最大限生かせるように
工夫して作った宇治抹茶そば。ということでしょう。
もう少し販売時期は後になりますが、
どうぞお楽しみに