そばの作り手としてプロに必要な条件とは?
そばを作っている方は素人さんからプロまで
昨今のブームで沢山いらっしゃると思うのですが、
プロとして、これだけはっていう最低条件があります。
それは、手打ち蕎麦を作れるからでも、十割蕎麦を作れるからでも、
内地物の良いそば粉を使っているからとかではないかなと思います。
機械で作ろうが乾麺を作ろうがプロはプロです。
では、一体プロとしての条件って何?
っていうことになりますが、
答えは、一年中、四季を通して変わらず同じ蕎麦を
提供することが出来ることに尽きると思います。
食べてくださる方が、前回と違う食感・風味を感じられたら、
それはプロとは言えないかもしれません。
もちろん、違う種類のものを食していただくのであれば別ですが ^^;
進化することも大切なことですので、
長年やっていれば良い変化は必要ですが、
ココと決めた蕎麦は進化するまで安定している必要があります。
1年先も変わらぬ味。
10年先も変わらぬ味。
実はコレが一番難しいことです。
作る技術だけでは不可能ですし。
例えば毎年変わる、そばの良し悪しとか出来高にも関係します。
そのへんも含め、どのように調整していくかが
プロのそば屋としてのやり甲斐かなと思ったりします。
さらに加えるのであれば、お店を繁盛させる経営能力だったり、
柔軟な発想力だったりと、実はそばを作るという作業よりも、
難易度の高いハードルがあったりするわけです ^^;
そばだけに限らず、食品全般に言えることだと思うのですが、
本当に難しいものですね・・
がんばろっと ^^*