そば・うどんトリビア10 Part 1
毎月お店に届く組合の小冊子「 酒 めん 肴 」の別冊、
「 Oui men(ウィ メン) 」で
soba-udonトリビア10という記事があったので紹介します。
トリビア1 そば汁は、初めは味噌味だった
日本でそば栽培が始まったのは5世紀中ごろといわれていますが、
「そば切り(めん)」として一般的に食べられるようになったのは、
江戸時代中期に入ってから。
最初は味噌味だったというのが定説です。
醤油味になったのは、江戸近郊でつくられる濃口醤油の品質が向上した
18世紀半ばくらいから。
トリビア2 お品書きにある「南蛮」は、ネギのこと
古代中国では、インドシナをはじめ南海諸国のことを南蛮と呼んでいました。
これに倣って(ならって)、日本でも室町時代後半以降、
ポルトガル人やスペイン人を南蛮人、
彼らのもたらした料理を南蛮料理と呼ぶように。
とりわけ彼らがネギを好むことから、
転じて、ネギを入れた料理を指すようになったとか。
トリビア3 沖縄そばは、小麦粉でつくる
「沖縄そば」と呼ばれていますが、小麦粉100%。
亜熱帯に属する沖縄の風土は、ソバや小麦の栽培に適さず、
長い間、独自のめん文化がありませんでした。
現在の沖縄そばが食べられるようになったのは、
廃藩置県によって小麦が自由に流入するようになった
明治中ごろというのが定説。
ちなみに現地語では「うちなあすば」。
パート2、パート3は後日記します~