そば・うどんトリビア10 Part 2
前回のそば・うどんトリビア10の続きで、Part 2です~
そば・うどんトリビア10 Part 1はこちらからどうぞ
トリビア4 そば湯は飲んだ方がいい
そば粉には、亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄などのミネラル、
ビタミン、たんぱく質などが豊富ですが、
水溶性のため、茹でている間にその多くがお湯に溶け出してしまいます。
言い換えれば、そば湯はこれらの栄養素の大切な供給源。
栄養学的にも優れたそば湯を飲まない手はありません!
トリビア5 そば屋の屋号に多い「庵」は、寺の名前に由来する
江戸時代中ごろ、浅草柴崎に「道光庵」という浄土宗のお寺がありました。
ここの庵主は信州生まれで、そば打ち名人。
自ら打ったそばを檀家に振る舞ったところ評判となり、
多くの町人が押しかけたとか。
この名声にあやかろうと
当時のそば屋が競って屋号に「庵」を使ったそうです。
その名残が今に残っているのでしょう。
トリビア6 「ほうとう」は武田信玄が考案した
山梨県の郷土料理として知られる「ほうとう」。
その起源には諸説ありますが、戦国時代、
武田信玄が甲州に出入りしていた高僧から教えられためん類を戦陣食に
取り入れられたことをきっかけに広まったとする説が有力です。
具だくさんのほうとうは手軽につくれ、
長期戦の栄養補給にもってこいの食事だったのでしょう。
トリビア7 「そうめん」と「冷や麦」の違い、実はめんの太さだけ
いずれも小麦粉を食塩水でこねてから薄く延ばして細く切ります。
日本農林規格(JAS)によると、そうめんは直径1.3ミリ未満、
冷や麦は1.3ミリ以上 1.7ミリ以下。
ただし、伝統的な手延べそうめんの場合は、
植物油(菜種油や綿実油など)を塗りながら細く延ばし、
天日干しをします。
以上、そば・うどんトリビア10 Part2でした。
次回は、part3 最終回です。