蕎麦作りの麺機のお話
そばを作る麺機も現在は様々な種類があり、
おおまかにわけると、3パターンあるかなと思います。
1.昔ながらのロール式麺機
2.手打ち風麺機
3.冷麺を作る時みたいに柔らかく練った蕎麦を押し出すように麺にする機械
さて、おおまかにはこの3つにわかれると思うのですが、
最初に見たときに一番衝撃を受けたのは、3の冷麺風そば作り機。
これは麺を切る作業と、茹でる作業がほぼ同時。
しかも、わりかし美味しい蕎麦が出来る。
ロール式麺機で普通に作った、いわゆる【ばらがけ】の蕎麦に比べると
数段上です。
現在は、立ち食いそば屋さんでも利用しているところがあるので、
その作り方を実際に見たこともある方多いかもしれませんね
私がその作り方を初めて目にしたのが10年以上前だったような・・
まあ、良く考えたものです。
2の手打ち風麺機については、その性能が年々上がり、
現在は、ほぼ手打ちの麺といってもわからないくらいのレベルです。
たぶん、捏ねる作業を鉢でやって、
切る時だけその麺機を使えば完璧でしょうね。
3のロール式麺機については、以前にも日記で触れましたが、
昔からあるスタンダードなもので、現在も町そば屋では主流の麺機でしょう。
ロール式麺機については、様々な作り方が出来、
ほぼ手打ちに近いものから、乾麺を製造する時まで幅広く利用できます。
ロール式麺機を使った蕎麦で
いわゆる、ばらがけの麺と手打ちに近い麺の製造工程での違いは、
作る時の水分と、板状に延ばしたそばを2枚に合わせるかどうかの違いでしょう。
そうそう、手間も物凄い違ってきます。
そして、最後に現在の一番の流行はやはり、機会を使わずに手打ち蕎麦。
現在主流ですが、商売として続けていくのに生産性の問題、
体力の問題、その他様々な壁があると思います。
さて、20年後は一体どうなっているんでしょうね 😐
ちなみに20年前は、ほとんどの店がロール式麺機でしたけど。。。