小さなそば屋として出来ること
震災、計画停電、買い占め、ガソリンをはじめとする
様々な物資の不足と、ここ2週間ほど、
本当に劇的に、そば屋としての環境が変化しました。
震災復興に向けて、小さいながらも一商店の店主として何か出来ないか?
そして、このままで商売を続けさせていただくことが出来るのか?
そんな思いが毎日毎日、頭の中をグルグルとめぐり、
なかなか答えが見いだせない日々でしたが、
私共は本当に恵まれておりました。
出前のお客さまからは、
「 大変でしょうけど、頑張っていきましょうね! 応援してます! 」
というお言葉をいただいたり、
もうだめかな・・・
っと、思ったときには尊敬する仲間があたたかく応援してくださいました。
私は何を迷っていたのだろう?
本当に情けない・・
私共に出来ること、それはただひとつだけ。
お客さまに喜んでいただけるよう蕎麦を作り、お届けする。
それだけのこと、当たり前のことに気がつくのに
ちょっと時間がかかってしまいました。
そして、微力ながらも義援金などをコツコツと続けさせていただこうと。
迷いが無くなったからには、全力で取り組んでいきます。
そして、心強いスタッフが加わることとなりました。
大工の仕事をしていた長男ですが、
しばらくは店を手伝ってくれることとなりました。
さて、後ろは振り返ってられません!
以前のようにもっとたくさんのスタッフで賑わっていたころの
富泉を取り戻していきます。
ここ数年間は本当に大人しくさせていただいておりましたので、
これを機に、富泉も復興です~