出前のそば屋が成功する条件
平成に入ってから、そば屋はかなりの確率で出前をやめたところが
多いと思うのですが、そもそもそば屋の出前っていうのは江戸時代からあるもので、
別に機械打ちだから出前をやるようになったというわけではありません ^^;
もちろん、手打ちの蕎麦っていうのは出前には不向きですので、
本当にご近所さんだけになりますが、
それにしても、出前をやらないそば屋が増えました。
そば教室とかで習って開店したという人は、そもそも出前のノウハウは
知らないでしょうし、教室でも教えないのかな、たぶん・・
以前からやっていたそば屋さんでは、手打ちそばブームに乗っかって
出前をやめた店が多々存在しますが、
これほど不景気になると、また出前でも。。
な~んて考えるところもあるかもしれませんね
飲酒運転の取締強化などの煽りも手伝い、
店売の夜の営業は特に厳しいことはなんとなく想像できます。
ちなみに富泉では出前と通販のみですが、6年前までは出前専門でした。
それで営業が成りたっていたのかというと120%成立していました。
逆に店売りだけの方がよっぽど厳しかったと思います ^^;
さて、本題に入ります。
そば屋の出前が成功する秘訣というのをいくつか挙げるとすると・・
1.面倒くさがらずに基本的なことを繰り返す。
2.人手が途切れないように工夫・努力する。
3.町内会とかご近所付き合いは、これでもかというほどにやる。
4.出前で提供する蕎麦は別に作る。
1.から説明すると、チラシ配りとか、ニュースレターとか
出前に必要なことは効果が出なくてもコツコツと続けるということです。
あまり効果がなくても何がダメなのか、よ~く考えて
何度も何度もパワーアップしていくんです。
2.につていはとても重要で配達してくれる人材は途切れることがあってはダメです。
いかに、お客様のもとに安定してお届けできるかは大きなキーワードです。
3.富泉はほとんどコレをやりませんでした 笑
ですが、近隣のコミュニケーションは町そば屋にはとても大切です。
4.これは当然のことかと思いますよ。
店で出すものとは別ものを作らなくてはダメです。
店で出すようなデリケートなそばが出前で食べて美味しいわけがありません。
これは、出前向けのそばを自分で開発して
美味しいものを作らなくてはだめです。
以上の4つは最低限の条件ですけど、
これくらいはクリアーしないと売上が出しにくいかなと思います ^^;
それと、お会計は明朗にする。
お会計明細票くらいはお渡ししましょう 笑
昔みたいに口頭で◯◯◯円ですっていうのは、
お客様の立場にたってみれば不安ですし・・
欲をいうならば、顧客のデータベースを作成するともっと良いですけど。。
いろいろとアクションがかけやすくなりますから。