続・深川江戸資料館にて

前回の深川江戸資料館の続き・・

江戸時代にご飯を作ったり煮炊きする所と言えば
「かまど」だったと史実から伺えますが

実際、私が子供の頃
祖母の家には、土間に「かまど」のスタイルで有りました。
その頃はまだ現役でしたが、祖母も亡くなり、
すっかり取り壊され影も形もなくました。


「かまど」と言えば 土等で固めた物に羽釜を載せて
↑下から火をくべる形がよく知るスタイルだと思います。

ですがここで見たかまどは、とてもめずらしく「銅で作られたかまど」でした。
船宿と言われるところで使われてたものらしいです。
(このかまどの写真を撮っていなかった事に後から気付き後悔)

とても機能的な「かまど」で、
羽釜(鍋)をのせる部分が銅製の箱型になっており、
ここにお水を入れておき、煮炊きしている間にお水が温まる仕組みです。

温まったお湯は、手や足を洗ったりするのだとか。
今でいう給湯器の役割ですね~ 寒い冬など、温かなお湯が有るだけでも助かるかも~

燃えカスの灰は下から取り出し、この灰を回収する仕事もあったのだとか。
江戸時代の、循環型社会を復活させなくては!

ガイドさんに見せていただいた浮世絵に、まさしくこの銅製のかまどが描かれてました。
前回の八間という(今でいうランプシェード?)ものも描かれてました。
今後浮世絵を見る機会があったら見方が変わりそうです( ´艸`)

喜多川歌麿


posted by 富泉

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